本の購入・定期購読のお申込み
twitter
facebook
instagram

旅行読売出版社トップ › トピックス › 旅する喫茶店

トピックス

旅する喫茶店 Vol.05

旧家の大きな梁が印象的な店内。テーブル3卓、カウンターは10席

日曜のみ開く
隠れ家風の店

Sumika living
「サンデーカフェ」
(群馬・みなかみ町)

谷川岳がそびえ立つ水上温泉の最寄り、水上駅の近く。利根川にかかる谷川橋のたもとにある隠れ家風の落ち着いた店だ。2017年から店名のとおり、日曜のみの営業となった。観光客の利用が多く、若いカップルやファミリー、シニアまで様々な世代が訪れる。

店内は木材と白壁を基調にしたおしゃれな雰囲気。目の前が竹林で外のテラス席も気持ちよく、利根川の瀬音を聞きながら飲むコーヒーは格別だ。「珈琲」450円は有機栽培の豆を焙煎した香り高いドリップコーヒー。使用するのは谷川岳の湧き水からの上水でとてもまろやか。

手作りにこだわったランチも人気だ。「ソーセージプレート」や「スモークチキンプレート」、スペアリブや夏野菜のキーマカレーなどがメーンになる「週替わりプレート」(いずれもサラダ、スープ、ピクルス、ヨーグルト、パン付き)、そして「シーフードタイカレー」はいずれも1200円(週替わりはメニューにより異なる)。

おいしいコーヒーと楽しみたいケーキ(ドリンクとセットで700円)ももちろん手作り。どっしりとしたパウンドケーキのような「ドイツケーキ」がメニューにのぼる時はぜひチョイスしよう。「どれも心をこめて調理しています。みなかみの大自然に包まれながら、ゆっくりと過ごしていただきたい」とは店主の山口雅子さん。

敷地内には手作りの小物や地元の土産を販売する「nahele(ナヘレ)」がある。ハワイ語で森や林を意味する店内には、店主の内山享子さんお気に入りの品が並ぶ。人気は内山さん手作りのカラフルなキャンバス地を使った「ブックカバー」1728円〜。ひと休みの合間にぜひ立ち寄ってみたい。

            

文/荒井浩幸・中 文子 写真/稲垣徳文

店主の弟が設計した店舗は、
アットホームな雰囲気
Sumika living「サンデーカフェ」
群馬県利根郡みなかみ町鹿野沢397
TEL.090・8116・0320
営業:11時〜17分/日曜のみ営業
交通:上越線水上駅から徒歩5分/駐車場3台
このページのトップへ